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  • 執筆者の写真Michie

血糖値とGI値

更新日:2019年9月5日

スイーツクラス最中です。

今回は、クッキーを三種類作っているのですが、レシピではメープルシロップを使うことにしています。


先日オーガニックのアガペシロップを手に入れたので、メープルシロップの代わりに使って焼いてみました。

アガペシロップが低GI値だということは知っていたので、より体に優しいクッキーができるから、と考えたのです。


結果、焼き色の濃いクッキーになってしましました。ほぼ焦げたような。

試しにハチミツでも焼いてみました。これはメープルとアガペの中間の焦げ色。

美しいピンク色や緑色のクッキーにしていたので、なんで、、、とションボリ。

信じられないくらい暑い日だったので、そのせいもあったかも、と再度メープルで焼いていると、やはり薄い焼き色で美しいピンク色になりました。



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その後、アガペ、メープル、ハチミツ、成分をいろいろ調べてみました。


いろいろ考えた結果、果糖が多いと焦げやすいのかな、と。


果糖は、果物やはちみつに多く含まれる糖分で、甘さは砂糖の1.5倍。その含まれる比率は以下の通り。

アガペ56~97% > 白砂糖・てんさい糖50% > はちみつ 38~50% > ココナツシュガー39% > メープル30~45%

アガぺは果糖の含有率がとても多いのです。


果糖は→ 小腸で代謝され細胞へ、されきれなかった分は肝臓へ → 肝臓で代謝されきれないと脂肪肝となります。


それ以外に使っている糖分は、ショ糖(果糖+ブドウ糖)が多いです。

ショ糖の含有率は 白砂糖98% > てんさい糖85% > ココナツシュガー70% > メープル62% > アガペ3% > はちみつ1~7%


ブドウ糖は→ 小腸で分解吸収 → 血液へ(血糖値を上げる=満足感)→ エネルギーになりきれなかった分が中世脂肪となります。


血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度。

血糖値が急激に上がるとインスリンが大量に分泌され、このインスリンは糖が多いと脂肪に変えます。また、急激に血糖値が上がると急激に下がり、その時空腹感を感じます。


その上がるスピードを示したものがGI値。以下の通り。

白砂糖110 > はちみつ88 > メープル73 > てんさい糖65 > ココナツシュガー35 > アガペ28


つまり、ショ糖は血糖値をあげやすく、果糖は血糖値があがりにくい。

果糖は、脳の満足感が少なく、肝臓に負荷をかけやすい。


しかし、アガペ、はちみつ、ココナツシュガー、てん菜糖などは、ミネラル、ビタミン、食物繊維などもありますから、白砂糖に比べたら、断然オススメの甘味料です。

また、血糖値があがると満足感があるので、食べ過ぎを防ぐことができます。

果糖は、先に少量を摂取しておくと、次に摂取したときに小腸で代謝されやすくなるようです。


そこで、今のところの私の結論です。

スイーツやデザートに比較的量多く使う場合は、メープルかハチミツ。

アガペやてんさい糖、ココナツシュガーは、マヨネーズやドレッシング、料理の調理に少量使う場合におすすめ。

白砂糖、グラニュー糖、三温糖は、オススメしません。


市販のデザートやお惣菜、外食、想像以上にお砂糖たくさん使われています。

保存料などの添加物も使われています。たくさん食べてジンマシンが出たり、肌が荒れたりしたことはありませんか?


甘いもの食べたいときも、やはり手作りはオススメです。

自分で作るので、糖分もぐっと減らして作ることができますし、保存料もゼロ。


満足感、幸福感をもたらしてくれるスイーツは、私にとってはとても愛らしい魅惑的な存在。


幸福感は、目に見えないので重要視されないかもしれないけれど、ストレスの逆、と言えばはっきり感じるかも?

太るのも痩せるのも、美しくなるのもならないのも、幸福感が大きく関わっている、と私は思っています。


心の幸せって、もしかしたら体の健康よりもっともっと重要なことかもしれません。


スイーツ、上手に付き合っていきましょう。


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