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  • 執筆者の写真Michie

エコって、何から始める?キッチン編

更新日:2019年11月21日

実際、もう誰もがエコ活動を始めています。

エコバッグを持って買い物に行くのは当たり前の時代になったし、コンビニで袋いりません、って言う人もたくさんになっただろうな、と感じませんか?


エコバッグ持ったし、マイボトル持ったし、じゃ、次何する?というところ。


私は、割り箸もスプーンもストローも昔はコンビニでもらっていたけれど、今はゼロ。

ヴィーガンになって以来、外でお惣菜を買うことも(お弁当はもともと買わないけれど)、ドリンクもスイーツも、ほとんど買えないのが現状なので、コンビニは100%行かない、スーパーもほとんど行かなくなりました。外食もほとんどしないorできないので、マイ箸やマイスプーンは持って歩いていません。


たまに私がこんな話をするとネガティブに受け取られる時もある。節約しちゃって、とか、面倒すぎる、とか、我慢をする、とか、好きなものが買えなくなる、みたいな感じで。


でも実際は真逆だと私は感じています。


ゴミを捨てるのだって、実際は結構面倒。

ゴミが減れば匂いも減るし、掃除だって減るし、ゴミ出しだって楽。

その上、エコな素材は、エコブームの今、すごくデザインもシンプルでステキ。

もう使い勝手が悪くなる、見た目がダサくなる、なんて時代は終わり。

マイ箸持ってるなんてクールだし、ステンレスのストローも今やファッショナブルでフォトジェニック。

エコってオシャレ最先端なんだなぁと実感中。

なんでも商売になる、っていうわけだけれど、それでも選択するならそっちがいいじゃない、と私は思うのです。


まだ私もエコ活動は全然足りなくて、日々考えたり調べたりしながら取り組み中。

でも、パーフェクトなんてきっとない、この時代誰もできない、だから、自分のできる範囲で良さそうなことをする、それで十分だと思っています。

何もしないとは雲泥の差、ゼロじゃないって、それくらい大きなこと。

意識があるだけで、人生にも地球にすべてに影響を及ぼしていく。


私の今やっている小さな取り組みを紹介します。やっていること、やろうとしていること。

これが正しいのかどうかも、本当のところわからない。それでも私が信じて進んでいる道。



1. エコバッグ、マイボトル


マイボトルは簡単。コーヒー買ってもお金引いてくれてお得以外の何もない。帰って洗うのなんて、どってことない。マイボトルを持って行かなかった日は、絶対外で飲まないと決めている私たち。


ビニール袋。結構ささっとビニール袋に入れてくれる親切な日本の社会。なので、とにかくどんな場所でも、先に「この袋に入れてください!」とすかさず言うことが肝心。親切な店員さんとの競争で、親切+テキパキの方だと、入れてくださったビニール袋から出してもらう羽目に陥ってそれはそれでなんとなく申し訳ないから。お豆腐や豆乳、油揚げ、こんにゃく、あらゆるものを小さなビニール袋に一つ一つ入れて、さらに大きなビニール袋もくれる念の入れよう。一つ一つ、あ、それ入れないでください、それも入れないでください、と言い続けるのは戦いだけど、

どれだけもらわないでいられるか、とトライしていくのも、それはそれで結構楽しい。

だって、家に帰ってから全部のビニール袋をキチンと畳んでゴミ袋用にしていた私。時間取られるので、それがゼロになったら結構快適。


2.キッチンのゴミ袋


ということはつまり、毎日出る生ごみはどうする?どこに入れる?という問題が私に起こりました。直接ゴミ箱に入れるのがそりゃあエコだろうけど、濡れて貼りついた髪の毛やパン生地や生ごみ、結構とるのも大変だし、それはそれで面倒で続かなそう。

そこで新聞紙で折ったゴミ箱を導入。されてる方も多いかも。

最終的には、ビニール袋に入れて区の燃えるゴミに出すわけだけれど、今まで小さいビニール袋を買ってでも使っていた私としては、少しはマシかなぁ、という感じ。

コンポストするようになれば、ゴミが減ってなお良いのはわかるけど、今はまだこの段階。


それでも、オーガニックや野菜を選んで買うようになってから、皮も使う、根っこも種も食べたりするようになり、ゴミは激減。やっぱりゴミを減らすことが一番ね、と思うのです。


3.プラを減らすこと、分別すること


杉並区はプラゴミも燃やしてくれるので、別にいいのかなぁ、と安易に思っていた私。

プラごみは生ごみの150倍のCO2を排出すると知って、慌てて丁寧に分別始めました。遅すぎて恥ずかしいけれど、これからキチンとするから!と誓ったところ。

でも分別したプラ込みはどう処理されているんだろうか。リサイクルなんてできてるんだろうか。気になるところ。


ビニールは、もらわない、というのが一番難しくて、というのは、自然食品店に行こうが八百屋に行こうが、あらゆる商品はビニール袋に入って売っているから。

お豆腐屋さんも減ってしまった今、お豆腐だってプラケースに入ってる。

量り売りで買えるお店、バルクショップがない限り、お米も粉も豆もパスタも何もかもがプラ袋に入っている。


紙箱に直接入ってるのが気持ち悪いんです、とたまに聞きます。ビニールは気持ち悪くないのに?というのが私の正直な気持ち。紙は自然素材だけど、ビニールは科学素材。少なくとも洗ったり茹でたりする材料に関しては、気持ち悪い点は何?という感じ。


というわけで、とにかく分別が最善策かな、と今のところの私。


4.食器洗剤とハンドソープ


動物性食品を食べないので、お肉のギトギト脂はうちにはないのです。油汚れが少ないので、ほとんどはお湯で落ちる。洗剤なしで洗えるものが多い。それでもお菓子を作った時のココナツオイルや、揚げ物をした時はちょっと厳しい。


洗剤は、少々高めだけどエコ洗剤に随分前から変えていました。しかし、どうにもプラボトルが気になる。

買った食器洗剤のボトルが空になったら、それを持っていけば詰めてくれる、というお店を見つけ、早速それを導入していました。


でも待って、とまた調べている私。

普通の食器洗剤(合成洗剤、合成界面活性剤を使っている)は分解にすごく時間がかかるため、自然を汚し負荷をかけている。(食べ物も同じこと、科学調味料、添加物、インスタント食品、化学的に作り出した自然でない食べ物は、分解消化されにくいので、体に負荷がかかる)

じゃ、エコをうたった液体洗剤って何がエコ?

天然成分100%、自然に優しい、手肌に優しい、という言葉を信じてきたけれど、本当?

調べてみると、エコ洗剤と言っても合成界面活性剤を使用しているものが多いことも判明(原材料に石けんと書いていない限り、合成界面活性剤使用)。天然成分を科学合成して洗剤を作っている、ということ。つまり100%天然。そして分解しにくい合成界面活性剤だということ。


さて、、、というわけで、選択肢は固形石鹸へと向かい中。

その前に、まず、洗剤っているの?と今思案中。ただでさえ油汚れは少ない、まずは、ヘラで落として、洗剤激減へと向かおうかな。


ハンドソープも食器洗剤と同じメーカーのハンドソープをずっと使って来たけれど、最近、ハンドソープっている?とこれも疑問。食器と併用できるはず。しかも、石鹸のほうが手荒れしにくいと言われています。


とにかく、手持ちを使い終わったら、石鹸に移行予定の現在。


5.食器洗いスポンジ


セルロースのスポンジが植物繊維で良いのかな、と、スポンジを新しく買うタイミングで導入していた私。肌触りも落ち具合も私は好き。柔らかいので焦げ付きやごしごし洗いは無理。切れやすいのでちょっとしたことで切り込みが入ってしまうのもちょっと困っている。一回切れるともろいのも難点。でも嫌いじゃない。


そこで次に導入したのが、竹繊維スポンジと書いてあるもの。使い勝手はとてもよいけれど、どうもこれ、エコをうたって売っているにもかかわらず、いろいろ調べていたところ、ポリエステル使ってるもよう。竹は表面だけなのかな。。。


木の小さな馬のついたブラシはお気に入り。フードプロセッサーの刃を洗ったりするために前から導入していたけれど、スポンジをやめてこれ一本にするには難点大。お箸や小さいスプーンってブラシではものすごく洗いにくいし、タワシはいろんなものが傷つきそうだし。


アクリルの毛糸で編むスポンジをよく見かけるけれど、それなら麻で、思い編んでみました。結果、ちょっと編み方に問題ありなのか、ほどけてしまい、また麻の繊維が次から次へと抜けてお皿にはりつくので、うーん。

ということで、まだ放浪中。


野菜用のブラシはお気に入りで大活躍。優しく洗える柔らかいブラシと固いブラシの両方がついている。私は野菜の皮も食べるので、牛蒡とか蓮根とか人参とか大根とか、土のついた根菜に大活躍。


6.キッチツール


ゴムベラもフライ返しもシリコンやプラスチックがお鍋やボールを傷つけなくて大好きだった私。でも、はいはい、やめますよ、という感じ。ゴムベラだけはダメになったらどうするか思案だけれど、ほかのものは全て変えられそう。


貝印のピーラーは、私の中ではトップ3に入る素晴らしさ。とにかく怖いくらい切れる。

キッチンツールは、地球い優しい素材に変える方がナチュラルでシンプルなデザインが多くて実際とても好き。逆にテンションがあがる。長持ちしそうだし、徐々に変えていけたらいいかな、と思っているところ。


7.キッチンまわりのお掃除洗剤


ずっと使ってきたのは重曹。最近気に入って使っているのは、アップルサイダービネガーをお水で割って、スプレーして拭き取るもの。あたりがお酢臭くなるけど、私は好き。重曹と酸と食器洗剤で大抵の汚れは大丈夫。換気扇もこれ。いろいろ洗剤を買わないで済むことも、ストレスなくなって嬉しいこと。


8.ラップ、ジップロック、タッパー


昔買ったビーズワックスがたまたま残っていたので、ビーズワックスラップを手作りして以来、ラップの使用が2割程度に減ったけれど、まだ使っていた現状。それもでも、持っていたタッパーとジップロックで網羅し始めて、二度とラップは買わないぞ!と意気込んでいるところ。

ジップロックもタッパーも買い足しはしないつもり。ガラスかホウロウの器に変えるのかな、今後はまだ思案中。


まだまだ変えられるところはたくさん。

でも、楽しみながら地球にも自分たちにも優しくなっていくなら、こんな嬉しいことない。

エコとか、天然とか、言葉に操られず、真実をきちんと知るところから進んでいきたい。




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