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  • 執筆者の写真Michie

エコ活動2 ビューティ編

更新日:2019年10月11日

私がオーガニックの化粧品を使い始めたのは、もう随分前で10年くらい昔。

アロマセラピーの勉強をしていたころに、ケミカルなものが体に与える影響を知ったからです。それからはオーガニックで自分の肌や体や好みに合うものを探してあれこれ放浪しました。それから何年か経って、マクロビオティックを経て、ヴィーガンになりました。


まだ放浪していた頃は、オーガニック化粧品は、種類や色、質感、色々なものが全然豊富ではなくて、使いづらくて高くて、あまり楽しくなくて、でも使うと肌の調子は良く、なのでまぁいいか、という感じ。

そのうちどんどん新しいブランドができ、取り扱うお店が増え、カラーが豊富になり、質感もすばらしくて、今やケミカルと何か違う?というほど。むしろ最先端技術が使われている。誰もがトライしやすくなってほんとによかったなぁと思います。


さて、そんなオーガニック化粧品も、プラスチックをふんだんに使っているのが現状。そこが今の私の頭を悩ませているところ。

人間には優しいけど、地球には優しくないオーガニック化粧品って?と思ってしまうからです。最近は動物実験をしない、動物性を使わないヴィーガンの化粧品も増えてますから、今後はパッケージも頑張ってもらいたい。それでこそオーガニック。


そんな中でもクルールキャラメルは紙パッケージを使っていて、初めて見たときは、粉こぼれるでしょ、何て使いにくい!とドン引きだったにも関わらず、今はそれが魅力。


オーガニック化粧品の豊富になった今は、もはや選び放題なので、私の目線は「使いやすい」から「エコパッケージ」に目線は変わり、オイルやクリームも瓶や缶に入っているものを選びたいなと感じています。

MARKS&WEBの石鹸ケースはアルミ製。お風呂場でも水から守ってくれたり、軽くてシンプルなので旅行にもぴったり。

ブラシやチップも今あるものを消耗するまで使うけれども、次に買うときは気をつけて選ぼうと思っています。


最近ようやくストックがなくなり、エコ素材が導入できたのは、歯ブラシとカミソリ。

歯ブラシは随分前から探していたのですが、なかなか見つからないどころか、見つけても何しろ高い。持続可能かなぁ、と悩む日々でした。

ところが最近、iHerbという通販のサイトで意外と手頃な竹の歯ブラシを見つけ(Wowe/天然竹製歯ブラシ、ブラシ部分は何でできているのか不明)、ようやく導入にいたったのでした。(最近ソストレーネグレーネで竹の歯ブラシを発見。安い。まだ使用感は不明。)

日本の歯ブラシの細かな気配りをここで心底感じました。ヘッドの角度、大きさの違い、ブラシの長さ、持ち手の持ちやすさ、なんて過保護なまでに設計された数え切れないほどの種類の歯ブラシたち。

しかしふと考えます、そんなにも過保護にされないとキチンと磨けないのかな、虫歯の人多いのかな、歯が弱い人多いのかな、と。


ところでこのエコ歯ブラシ、外人男性用サイズなのかとにかく大きい。

初めは、奥まで入らないじゃない!回すとき口の中で各地にぶつかる!などと不満を感じながらだったのですが、三日も使うと慣れてしまいました。大きく口を開けて元気よく磨けばなんてことなく、丈夫で、大きい分一気にたくさん磨ける。磨き心地もよく、使い勝手もよくなり、長持ちもしそうです。二度とプラには戻らないでしょう。


そして、カミソリ。これまで当然のようにプラのものを薬局で買っていたのですが、どうにも捨てる時の罪悪感があって悩んでいました。意外とすぐに使えなくなるし、替え刃があるものを買っても消耗早い。

そしてこれもiHerbで見つけました(Wowe/ Double Edge Safety Razor with Bamboo Handle)。永久に使えるカミソリ。私が買ったものは、替え刃が五枚もついてそんなに高くない。3個入りのプラのものを二回買ったら元が取れるくらい。

なんと言ってもその美しいこと。多少重いので、旅行には嫌かも、とも思うのですが、高級感は半端ない。美しい万年筆のように飾りたい感じ。

まだ使い始めていないのですが、使い心地はまた後日。


さて、生理用品。随分前から肌に優しいだろうと思いオーガニックのナプキンに変えていた私。あのゴミがでるのがとても苦痛でしたが、布ナプキンは「絶対に」面倒だと思っていたので、手を出すつもりもありませんでした。

ところが、年齢とともに経血も二十代の頃と比べると、たいしてひどくなくなりました。そうなると、なんとなくやっぱりゴミが嫌、という気持ちが強くなり、とうとう一枚だけ導入してみることにしました。

たしかに布の厚みがあってごわつくのがイマイチなのですが、つけてるときのその快適なこと。コットンなので下着をつけている感覚。市販のナプキンとは全く違う触感。体が冷えにくく、生理痛が減るという話も聞きました。

洗うのも比較的簡単。まず私は水かぬるま湯で表面の汚れを落とし、あとはお風呂場で体を洗うときに一緒に石鹸で洗ってしまいます。それから洗濯物ともに洗濯機へぽい。シミだらけになるんじゃないかと心配したけれど、結構きれいにおちます。熱いお湯を使わないのが大切なポイント。

というわけで、二度と戻らないと確信した私は、何セットか買い足しました。初期投資はかかるけど、オーガニックのナプキンの値段も結構するので、今後環境にも、何より体に優しいなら、良い下着を一枚買ったようなもの。


私のエコ選びはまだまだ続きます。

色々深く考えながら選ぶって、本当に楽しい。自分のためになり、地球のためになる。

それならいくらだって頑張れる、そんな強い気持ちがもてるのも、自然素材のパワーに囲まれ始めたからかもしれません。

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