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  • 執筆者の写真Michie

蜂蜜について


ヴィーガンになってから、できるだけ蜂蜜は買わないようにしていたけれど、メープルシロップの代替えとして使ったこともあるし、いただいたりすることも多く、まれに使用していたのが現状。


牛や豚と違って蜂を殺さないんしょ?なんで蜂もダメなの?と聞かれることもよくあるのに、きちんと考察していなかったことをとても反省。

そこで今日は蜂蜜について調べたり考えたりしたことを書こうと決めました。


そもそもハチミツは、蜂が冬や天気の悪い時期、蜜が採取できないときの保存食。

人間が採取してしまうと食べ物がなくなって死んでしまうので、飼育されている蜂は、砂糖蜜的なものを充てがわれるらしいけれど、栄養価が低いので、蜂の生存には望ましくないみたい。(つまり蜂も家畜)

ミツバチはその生産性をあげるために、品種改良されているよう。命の遺伝子組み替え。

ハチミツを収穫した後、餌が減ったから、と巣を離れていかないように、女王蜂は羽を切り込まれるようです。


現在は、環境汚染や気温の変化、なによりも人間のまく農薬によって、蜂が激減しているようです。

大地も汚れ、大地にある水源も汚染されている場所では、蜂の飲んでいる水(たくさん必要らしい)は汚染水、蜂の吸う蜜も汚染されているだろう。蜂自身にも打撃は大きく、そんな水を吸ったりハチミツを食べたりして、健康な蜂が育つわけもなく、素晴らしいハチミツが取れるわけもないと想像できます。


人間が採取したハチミツは、安価なものは大抵高温で加熱処理されているので(45℃以上の加熱で酵素やいくつかの栄養はなくなってしまうよう)つまりただの甘味料、嗜好品と受け取るべきか。RAWと書かれていれば大丈夫?というのも、どう信じるかは難しいところのよう。

さて、ハチミツは必要か、食べてよいものか、と考えます。


私はもう決して買わない。


蜂がいないと受粉できない、つまり、地球上の植物は育たなくなるということ。蜂が絶滅したら、たぶんこの世界に生きている命は終わるだろうな、と思うのです。


自分にできることは何かな、と常に考えています。


ヴィーガンという立場から考えると

(蜂蜜食べたならヴィーガンじゃないじゃない、と言われるかもしれないけど、人にアピールするためにヴィーガンを名乗っているわけではなく、私はヴィーガンの考え方で生きていきたい、という私自身の問題と、食事に関して外で聞かれた時にわかりやすいために、ヴィーガンということに決めています)、

好きでヴィーガンになってるんだから、多数派の社会の邪魔をしないで、と思われることもあるけれど、多数派が地球をこわしているとしたら、それを正しいと言えるのかな、と悩みます。


健康に関して言えば、ヴィーガンになると健康管理が大変だから面倒でしょ、と言われたりするけれど、自分で自分の健康管理をしなくてどうするの?というのが私の意見。食べているもののバランスや、栄養、質、考えないで生きていきたいと思うほど面倒臭いの?と。


今は、病気になると薬のめばいいか、病院に行けば医者がなおしてくれるから、という考え方で、原因を考えない時代。自分は悪くない、と思えて楽かもしれないけれど、原因をつきとめなければ、同じことはまたいつか起こる。食べ物だって同じこと。だって食べ物が私たちの体の全てを作っているから。何か起これば、何か原因がある可能性は高い。

環境や農薬やストレスやいろいろ外部の原因ももちろんあるだろう、個人では避けがたい問題もあるだろう、それでも、血や肉になるものだけは、自分で選べるなら選びたい。


蜂蜜の考察のつもりが、ヴィーガン考察になってしまったけれど、結局は同じこと。


自分はどう生きていきたいのか、面倒とか、みんなと違うとか、変わってるとか、そんなことよりももっと緊急で大切なことがあるなら、私はそちらを重視したい。

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